よくあるご質問

不妊治療に関してよく受ける質問を、女性不妊と男性不妊に分け、Q&A形式でご紹介しています。
回答は一般的なケースを想定したものです。詳細については必ず医師にご相談ください。

女性不妊について

人間ドックで子宮筋腫を指摘されたのですが、不妊症との関係はどうなのでしょうか?
またどれくらいの大きさになったら手術の適応になりますか?
不妊症への影響は大きさだけからは判断できません。

子宮筋腫には大きく分けて筋層内筋腫、漿膜下筋腫、粘膜下筋腫などに分類されます。超音波検査、MRI、子宮鏡検査などで判断します。子宮の内腔を変形させるタイプの筋腫(多くの場合は粘膜下筋腫)は、不妊症の原因となる場合が多いです。手術の必要性は不妊症の治療歴、先に述べた筋腫のできている部位により個別に判断します。また、不妊症でない場合も含めて強度の貧血症状、筋腫による圧迫症状(頻尿、排尿困難、腹部膨満)などが見られる場合は手術の適応となります。不妊症の方に対しては、腹式子宮筋腫核出術、腹腔鏡下子宮筋腫核出術、子宮鏡下子宮筋腫核出術(TCR ope)が選択されます。

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不妊症の一般検査として子宮卵管造影(HSG)を予定していますが、
すごく痛いと言う話をよく聞くのでとても心配です。
当院では、痛みを防止する対策をとっています。

子宮卵管造影は、不妊症の診療の中でなるべく早い時期に行っておいた方が良い検査の一つです。この検査が痛い理由として2つあると思います。第1に子宮内に造影用の器具を挿入する際に膣や子宮を刺激するからです。第2に、透視下で造影剤(レントゲンに写る液体)を注入する際に子宮内の圧力が高まり子宮壁を進展するからです。当院では、柔らかい造影用樹脂製チューブを使用し、子宮内に挿入する際には時間を掛けて丁寧行うこと、造影剤の注入はできるだけゆっくりと行うことで、殆どの場合痛みを防止する事ができています。また、検査の前30分に痛み止めの座薬、安定剤などを内服していただくことも効果的です。あまり心配しないで受けてください。

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毎月規則的に生理がありますし、基礎体温上も排卵があるように思えます。しかし人工授精をするのに排卵誘発剤の併用をすすめられました。本当に必要があるのでしょうか。
併用することをおすすめします。

人工授精の適応が分からないと一概に言えないこともありますが、人工授精の妊娠率は一般的に、自然周期(排卵誘発剤なし)約3%、クロミッド周期7~8%といわれています。この理由として、排卵する卵の個数が多くなると妊娠する可能性が高くなる、ホルモン状態が改善されて卵巣機能不全症などが治るためと考えられます。

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基礎体温表を正確につけるのがなかなかできません。
これに変わる方法は何かないでしょうか。
ホルモン測定など、他の方法をとることもできます。神経質になる必要はありません。

基礎体温の測定は、特別な器具を必要としませんし副作用も無いので最も簡便で安全な方法です。ただ仕事が忙しかったり生活が不規則だったりすると面倒で難しいことも事実です。基礎体温表によらずに排卵日などを予測することもできます。この場合、少し頻回に経膣超音波で卵胞経を測定することホルモンの測定をすることが必要です。従って基礎体温の測定にそんなに神経質になる必要は無いと考えます。

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男性不妊について

精液量が凄く少ない感じがします。
極端に量が少ない場合、男性不妊症の原因となります。

精液量の正常値は、概ね2ml以上とされています。精液の少ない理由として産生障害、逆行性射精(膀胱内に射精される)が上げられます。また生理的にも変動がありますので数回検査してから診断します。極端に精液量が少ない場合、男性不妊症の原因となります。

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なるべく長い期間禁欲した方が良い精子ができるのでしょうか。
あまり長く禁欲すると精子が古くなり、妊娠率の低下につながります。

一般的に最良の精子を採取できるのは、禁欲期間が3~5日とされています。あまり長く禁欲すると精子が古くなり妊娠率が下がると考えられます。不妊治療期間中でも排卵日とは関係なく、夫婦生活を持たれて良いと思います。

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男性不妊症で受診した場合、精液検査以外にどのような診察がありますか。
精索静脈瘤の検査、ホルモン採血などがあります。

精液所見、男性性機能に影響を与える因子はたくさんあります。職業、既往歴、内服薬などです。まず詳細に問診をいたします。続いて精巣の大きさを計測します。精子の産生能力はほぼ精巣の大きさに比例しています。精巣超音波検査を含む精索静脈瘤の検査、ホルモン採血を行います。いずれも痛みや副作用の無い検査ですので安心してお受けください。

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マスターベーションで射精できるのですがどうしても膣内で射精できません。
マスターベーションのやり方に問題があるのかもしれません。

まず夫婦生活の持ち方についてご指導いたします。また早めの妊娠をご希望の場合は、膣内精液注入法(精液の処理をしないこと、子宮内ではなくて膣内に注入という点で、人工授精とは異なります。)を行います。

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乏精子症と診断されています。精子数を増やす方法は何かありますか。
漢方薬やビタミン剤を服用するのとは別に、ホルモン剤による治療があります。

精子が減っている原因やその程度、ホルモン値などによって治療効果の予想がある程度可能です。

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精液検査を受けるのに注意することはありますか
検査の時期は、奥様の排卵日を外したころに予約をお取りください。

禁欲期間を5~7日程度とっておいでください。

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その他のご質問

不妊初診はどのタイミングで来院すればいいでしょうか
月経周期のどの時期に来院されてもよいです。

それぞれの月経周期で、行う検査を実施しますのでいつでも結構です。

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初診時に持っていくものはなんでしょうか
保険証と、他院に受診歴があれば、紹介状をお持ちください。

なければお持ちにならなくても結構です。
基礎体温表を付けていれば、お持ちください。

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夕方の時間に夫婦で受診することはできますか
男性の最終受付時間は午後4時半、女性のみの場合は午後5時半までになります。

男性の精液検査受付の最終時間は、午後4時半になりますので、その時間までには予約をお取りください。土曜日は大変混雑するため、初診の予約数を制限しております。なるべく平日の予約をお願いいたします。

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予約制ですが、待ち時間はどれくらいですか。
当院の予約時間は、診療受付時間になります。

したがって診療の開始時間を確約するものではありません。予約の混雑具合によりお待たせする場合もあります。特に午後5時半以降は待ち時間が長くなる場合が多いので、ご了承ください。

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不妊症で初診した場合、費用はいくらぐらいでしょうか。
男女とも5,000円~6,000円程度です。

診察内容によって変わりますので正確な金額はお答えできません。
詳細については医師にご相談ください。

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不妊治療に保険は効きますか
一般不妊症の検査、治療は基本的に保険診療となります。

検査、治療によっては、自費となる場合があります。体外受精など高度生殖医療は、すべて自費診療となります。

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不妊助成金制度は利用できますか
ご利用いただけます。

当院は、東京都、港区などをはじめ、殆どの地域の助成施設となっていますので、利用することができます。
詳細は下記よりご確認ください。

東京都特定不妊治療費助成

港区特定不妊治療費助成

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